どこに使う釘でしょうか
ご存じですか屋根にも性能があることを。
①防水性 (雨をもらさないことが第一番)
②美観性 (見た目は結構大切です)
③耐久性 (見た目がよくてもすぐにボロボロになったらいけません。 経済性ともいいます)
④防火性 (屋根材は不燃材でなければなりません)
⑤耐震性 (耐震住宅は必須の命題、耐震屋根も例外ではアリマセン)
それ以外にも
⑥断熱性
⑦防音性
⑧対熱伸縮性(屋根面は70℃近くになることもあります)
⑨防露性(カビがはえるような素材ではいけません)
⑩発生音遮断性(雨音をひろっていては、うるさくて仕方ないです)
そこで“⑤”に絡む問題。
下記の写真は数字の7のような釘です。これは屋根瓦を留め付ける釘の1種類ですが、さてどこを留め付ける部材でしょうか。
軒先を留め付ける特殊なステンレス釘です。
最近、予想もしない‘ゲリラ豪雨’‘巨大台風’‘竜巻を思わせる突風’など想定外の気象条件が起こります。釘孔に釘を打ち留め付けることは当たり前の仕事ですが、釘孔でない箇所にも釘を留め付けることにより下からの吹き上げの風に対応しています。
お客様には判りにくい箇所ですが、屋根施工における急所になります。
屋根の軒先全てに打ちつけていくと一工程作業が増えることになりますが、安心して暮らして頂くためには絶対条件です。
こういった細かな仕事も抜かないヒロヤスカワラ
屋根リフォームをお考えの方、㈲広安瓦建材
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全国瓦工事業連盟青年部のネットワークを活かし地元の安心・安全な施工店をご紹介致します。