屋根瓦工事
屋根瓦工事
暮らしを守る、屋根瓦
日本の至る箇所で起こる天災。その度に壊れた屋根瓦を災害の象徴のように、マスコミは取り上げます。
古くなった瓦屋根も、手入れをすれば立派に再生します。
ひろやす瓦は、岡山に根差し、大切に守ってきた住まいを後の世代に引き継ぐお手伝いをいたします。瓦葺きの資格を持つ職人が施工することで、震度7に耐える耐震工事と地域の風速基準に合致した耐風工事が可能です。
瓦の葺き替え
瓦の葺き替えとは、既存の屋根材を撤去して新しい屋根材に交換する工事です。
瓦にはさまざまな種類があり、慣れ親しんだ同じ屋根材を選ぶことも、新しい気分を楽しむために異なる屋根材を選ぶことも可能です。
お客さまのご希望をお伺いしながら、最適なご提案をさせていただきます。
屋根瓦工事の
施工事例を一部ご紹介
《雨漏れ修繕》
お客様
岡山市中区 O様
お悩み・ご要望
2年前から室内天井にシミが出ていたが、太陽光発電が搭載された屋根の修理には対応できないと3つの業者に断られて困っておられました。
施工ポイント
外から見える屋根瓦が一次防水であり、その下に敷く紙状のもの(防水紙)は二次防水と呼ばれます。これは、風雨によって隙間から入り込む雨が室内の天井にしみ込まないようにするためのものです。この防水紙を張り直すだけで、当面の漏水を防ぐことは可能です。
ただし、これを行うためには一度屋根材を撤去する必要があります。
また、施工範囲が曖昧な場合、他の箇所から漏水する恐れがあります。そのため、今回は防水紙を張り直す際に、区切りの良い箇所まで施工し、保証内容を明確にした上で作業を行いました。
ご依頼のきっかけ
紹介
《セメント瓦》
お客様
岡山市北区 N様
お悩み・ご要望
40年前にプレハブメーカーで建てられた家。メーカーの保証メンテナンスで、過去に2度(新築13年目と25年目)屋根塗装を行っている。
「天井に染みがあるので見てほしい」との電話を受けて屋根に上がってみると、セメント瓦が経年劣化し3カ所の瓦割れとセメント瓦特有のひび割れが見つかりました。
施主様は70歳だが、まだ元気でいたいので、子供たちと相談した上で屋根替えを検討したいとのことでした。
後日連絡があり、2階の屋根のみの屋根替えをすることになりました。
施工ポイント
和風のセメント瓦でしたが、建物がモダンな作りでもあるため、平らなタイプの瓦をご提案しました。色は下の屋根と合わせるため黒色を採用し、スタイリッシュな仕上がりになりました。
ご依頼のきっかけ
当社の瓦しんぶん(折込チラシ)を見て
《軽量瓦》
お客様
岡山市北区 K様
お悩み・ご要望
各地で発生する震災に備え、建物が古く、屋根全体に土が載っているため耐震性に不安を感じておられました。
下屋根は20年前に石州瓦で施工されており、2階の大屋根を軽量瓦に葺き替えると1階の屋根との調和が取れず、不自然になるのではないかと悩んでおられました。
施工ポイント
陶器瓦の軽量瓦もご提案しましたが、屋根全体の重量を考慮し、約3トンの軽量化が可能な軽量瓦を選びました。平部(屋根面の大半を占める部分)には軽量瓦を使用し陸棟・隅棟・袖部には陶器瓦を使用して全体の調和を図りました。
リフォーム前の屋根土が載っていた時と比べて、約6トンの軽量化が実現しました。
屋根に載っていた土は断熱性能としての役目を果たしていましたが、その対策として屋根に遮熱シートを張り、夏の暑さ対策を行いました。
ご依頼のきっかけ
過去にご依頼いただいたご縁
《漆喰》
お客様
岡山市北区 K様
お悩み・ご要望
屋根から漆喰のような白いものがポロポロ落ちてきている。おそらく漆喰だと思うので、最低限修理が必要な箇所は修理する。まずは調査をお願いしたい。子供は隣の家に住んでいて、この家を使うことはおそらくないと思うが、きちんと整えておきたいので、調査の上で提案をしていただきたい。
施工ポイント
専門的な内容を状況写真付きの報告書でご説明しながら、屋根の最も高い部分である陸棟の部分的な補修(漆喰)を実施しました。
地震による瓦の脱落を防ぐため、釘でしっかりと固定しました。部分的な補修であっても、できる限りの手間をかけ、安心できる住まいをご提供しました。
ご依頼のきっかけ
紹介
豊富な経験で
様々なご提案ができます
大型台風に備えた
耐震・耐風工法
縦桟工法『がっちりくん』
瓦がずれないように、桟木と呼ばれる木を横にうちつけて瓦を引っ掛けて葺いていきます。縦にも桟木を打つことにより、瓦一枚一枚を一つのマスで固定し、瓦のぐらつきやズレ、台風などの強い風に耐えることができます。
南海トラフ地震に備えた
軽量・耐震工法
棟・隅棟には土をおいて、その上に瓦を並べていく湿式工法という従来の工法が一般的ですが、最近では屋根の軽量化を求められてきているため、雨の侵入も防げる強力粘着テープを巻きつけていく工法もあります。この強力粘着テープを使用することにより、一般的な寄棟屋根(約40坪)なら、約750kgの軽量化に成功します。
暑さ対策ならこれ!
外断熱工法
12mmのコンパネの上に、平均厚さ52㎜の断熱材(ヤネフキ名人)を並べ、ヤネフキ名人と瓦を専用ボンドで直接結合することにより、風にも耐えられる強い力を発揮し雨音も静かになります。
カップラーメンの容器はわずか1㎜程度ですが100℃近いお湯を注いでも素手で容器をもつことができます。ヤネフキ名人はその何十倍もある厚さ約52㎜なので、断熱性は驚くほどのものです。
屋根勾配変更工法
屋根の大半には傾斜が付いていますが、屋根のリフォーム時にその傾斜を変更する工事です。
屋根材を変更する際に、合わせて勾配変更を行うことで雨水を効率よく流したり、雨音が気にならなくなるなどの効果があります。
また部屋の涼しさなどにも影響を与える工事です。
屋根断熱工法(サンフォーム)
押出法ポリスチレンフォームの材質を使い、瓦の大きさに関係なく屋根面の必要箇所だけに断熱材を敷き込む『サンフォーム』です。
屋根遮熱工法(アストロフォイル)
クーラーボックスの原理を利用し、瓦の下の屋根面にアルミの膜を敷く屋根遮熱シート『アストロフォイル』です。
雨漏れさせない明かり取り
ガラス瓦工事
電球1個分の明かりを採ることができます。北側屋根のあまり陽がささない箇所へ入れると、明かりの効果が実感できます。
トップライト工事
蛍光灯1本分の明かりを採ることができます。トップライトを設けることで、3倍の採光能力があげられます。開閉式トップライトでは、家全体に新鮮な空気を取り入れるとともに、熱い空気が上に流れる性質を利用、風の抜け道となり千倍の通風能力をあげられます。このトップライトを使用し、エアコン使用料を抑えることによって年間でCO2を18%削減できるデータも出ています。
社寺の屋根瓦の工事も
お任せください
伝統ある建物を後世にも残していきたいという想いから、社寺の屋根瓦工事も承っております。
詳しくはこちらをご覧ください。
ひろやす瓦が
選ばれる理由
腕のいい職人
職人が施す確かな施工
弊社専属の腕の良い職人が、ご満足いただける施工をいたします。
その場の状況や具合を見極め、最適な作業を行う職人が揃っています。
豊富な経験と知識
長年で培われた技術力
昭和57年の創業以来、お請けした仕事に真摯に取り組み、日々経験と研究を 重ねて参りました。
疑問やご質問など、気になることがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
どんなことでも丁寧にお答えいたします。
地域密着で
丁寧な施工
地域の方に頼られる会社
地域密着を心がけ、長年のお付き合いがあるお客様も多数いらっしゃいます。
これは、日々研鑽を重ねる高い技術と丁寧な施工が支持されている結果であると自負しております。