板金屋根から焼き瓦にリフォーム可能か
それは昨年11月某日 ある電話が始まりでした。
「わしゃ~屋根に何回も色を塗りょんじゃけど、なんかえぇ方法はねぇ~かのぉ」
(私は屋根に何回も色塗っているんだけど、何か良い方法はないんですか 。という文面)
岡山県赤磐市在住のS様65才。縦に線のような繋ぎ目がある瓦棒という板金屋根。築25年で5年置きに板金屋根が錆びたらいけないと言うことでこまめにメンテナンスをされていましたが、また色塗りのタイミング。自分が元気の間はできるが老後にさしかかり色々と必要なことが考えられるのでメンテナンスが掛かりにくいものはないか?という相談でした。
ふぅ~ん、確かに至る箇所に塗装剥がれの形跡あります。
メンテナンスの掛かりにくいものはやはり焼き瓦(陶器瓦)系になるけど板金屋根は家の柱が軽い屋根材用の構造計算なので少し柱が細いことがある、屋根を支えている垂木とも間隔が広く負荷がかかりすぎると建物の寿命を縮めてしまう。
柱の太さ・垂木の間隔をチエックした結果 の診断
ただし、屋根になるべく土を使わない。という条件なら。
えっ?屋根に土を使わないとはどういうこと???? ヽ(*'0'*)ツ
棟と言われる瓦と瓦の繋ぎ目になる箇所に土を用いて雨水の浸入を防ぐ従来の工法
これまでの施工実績による信頼度がメリット
テープを用いて繋ぎ目を塞ぐ工法
圧倒的な軽量性。約1/10の軽さになる。
詳しくは ヒロヤス瓦建材 H.P. まで
瓦と瓦の隙間に土が無いの判りますか
※ 年に数回積雪があるという情報で雪止め瓦を入れて雪害対策
ポイントは重い屋根材にも耐久できるかという試算を出す構造計算