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我々、職人業は経験と勘が大切です。
過去の先人が学んだ知識と技術力を継承しその地域・気候にあった工事をしていきます。
それが理由に職人は出来栄えを特に大切にします。
さて、屋根瓦の特徴1つに他の屋根資材と違うところが部材のピース・パースが小さく、いざ修繕を要する時には簡単に差し替えができるメリットがあります。しかし、反面ひとつひとつの部材がきっちり固定・緊結されているか?ということは工事の瑕疵に大きく関わってきます。
それは経験と勘ということではない「理論に裏付けされたデータ」が求められます。
例えば瓦の留め付け方。
風速32M/Sのエリアで釘は全部留めるのか?1本置きに留めるのか?それとも瓦1枚に2本の釘を留めるのか?
また釘の長さはどれくらいがいいのか?
※ シルバー色に見えるのがステンレス55ミリの長さで留め付けられた瓦。
また棟と言われる瓦の山にあたる部分。
マニュアル化された金物・間隔で固定していくことにより、大きな震災の二次被害を防ぐことができます。
「あんなに大きな風が来たら瓦が飛んでいくのは仕方ない」という自然災害を理由に工事の欠点を自己防衛する時代は過ぎています。我々、岡山県瓦工事協同組合の仲間はデータ化された工法で屋根工事を施工しています。
それが
『瓦屋根ガイドライン工法』
※25年5月21日 山陽新聞29面掲載
職人業でありながら法令に基づいた施工が求められるようになったのも経験に基づく工事です。 (=⌒▽⌒=)