職人業は経験と勘の世界?
作家職人・焼き物職人・左官職人など【職人】と言われる業界に携わっている者にとって『経験』『勘』は命であり消費者口出しすることはダブーとされています。
オチャムは屋根工事業の職人ですが、基本的な雨が入りにくい納め方はありますがそこに美の追及も求めてお客様に喜んでもらう方法を日々修行しています。
しかし、その経験・勘の世界にも性能表示と言われる客観的根拠が求められています。
例えば「これまで、瓦業界にはどんな留め方なら風速何mまで耐えられるか」
エッ?(ノ゚ο゚)ノ 「今までの風で飛んでいないんだから今後もダイジョウブよ」「これくらいでいいよ」のような勘ではダメなのです。
そこでワレワレの仲間で勉強会を開きました。
これまで培った技術をお互いが認め合い、その上で数値的な根拠をブレンドしより安全な住まいを提供できる職人になろう。
「へぇ~、そんな風にして納めているの」と新たな発見も
みんな目が輝いていました。
しかし、この勉強会を通じて問題点も発見されました。
技術は日進月歩。ゴールは果てしない