左官工事も承っています
9月はバタバタし、少々おろそかになっていました。 (。>0<。)
東シナ海から九州北部を北上している台風18号
925hPa はかなり大きな力をもったまま本土に被害をもたらしそうな予感します。
田んぼの稲刈りの時期ですが、明日から明後日にかけて不用意な行動は慎み
安全第一で無理はしないようにしましょう。
さて、
岡山県和気郡和気町で屋根工事をさせていただいていましたY様邸は間もなく完成。
外壁左官工事
夏場の熱い時季は乾燥スピードが増しひび割れなど品質の低下が想定されるため
この時季までズラしていましたが、その工事も完成です。
28年使った家は様々な部位で傷みが発生しています。
さてそこで今回は左官の材料について学びました。
【漆喰とは何か?】
左官材料でもっとも一般的な漆喰
漆喰(シックイ)とは
石灰に麻の繊維や接着剤としての海草を加え水を練り込んで
壁に塗る仕上げ材の事です。
漆喰とは石灰岩を焼成してできる粉末をいうそうで
天然に産出する白土
天然に産出する石灰岩を焼成した石灰
というように徐々に人工的処理を施して生産性を上げることでコストダウンし
市場が開拓され、
普及に繋がっているということにおいては、
現代の製品生産と変わらないです。
奈良・飛鳥時代には
「土工司」「石灰司」という役職が合ったそうで
国家として力をいれていたことが伝わってきます。
※一部引用 森山のブログ
さて、Y様邸
壁から漆喰が剥がれ落ち下地の赤土がのぞいています。
部分拡大 してみると
①施工中 漆喰材を全て剥がし落としました。
※ 全てを剥がし落とすわけではなく状態を確認しながらになります。
②施工 傷みのひどい箇所は下地の補修をします。
③完成
こんな部分補修で対応することもあります。
孔を埋めただけ。
ただこれの方がテクニック必要。
全体を塗るなら均等にすればいいのですが、
部分補修は新旧の施工差が目立つため気を使います。
施工前
施工の差、わかりますか?
『THE職人技』ですよ p(^-^)q
この職人技を育てるために
時間もお金も世の中の空気も必要です。
熟練職人の方の言うことを、黙って聞き身に着ける心構えが
我々の職人世界には求めれらているように感じます。
雨漏れ・屋根に関するトラブルは
岡山市北区にある廣安瓦建材 までご連絡下さい。
℡ 086-724-3290