施工事例:葺き替え工事
今回は葺き替え工事をさせていただいたお客様のご紹介です。
先日、3.11東日本大震災を彷彿させる地震がありました。
TVのニュースなどでは悲惨な被害状況が報道されています。
その中でもやはり目につくのは崩れ落ちた屋根・割れた瓦などです。
被害の大きさを目の当たりにする光景です。
そこで、よく皆さんが勘違いされやすいことは「瓦」が重たいから地震に耐えられず屋根・家が崩れ落ちるということです。
報道でもそういったコメントをよく聞くこともあります。が、これは少し意味が違っていて「瓦」が重くて屋根が崩れたのではなく「家の構造」が地震に耐えられず、屋根・瓦と一緒に崩れた。という方が正しいのです。
築年数が経っている昔の家は構造上、近年多発している災害に耐えられるほどのものではありません。しかし、最近では予想を超える災害が多いため「耐震構造」といったことが謳われているわけです。
災害時に「瓦」が原因と思われることが屋根業者としては、少し悲しいところです...
しかし「瓦」は、板金屋根などと比べると、確かに重さはあります。「瓦」を使用している家は暑さ寒さが板金屋根などと比べると過ごしやすさで優れています。また、耐久性があることなどもあり「瓦」屋根を採用されるお客様がおられます。その際に「軽量瓦」を選択されるお客様もおられます。
災害を意識されているお客様は『軽い瓦はないですか』とのお問い合わせもいただきます。
今回のお客様には「軽量瓦:ROOGA」を採用させていただきました。
【施工前】~正面から~


【施工前】~上から~
軒が曲がっているのが分かりますか?
瓦が落ちそうになっています❢❢
~上から(反対側)~
ズームすると・・・❢❢ 瓦が割れたり草が生えてしまってますね・・・
棟(屋根のてっぺん部分)もズレや欠けが見受けられます・・・
~破風~
木の痛みや壁際にズレも見受けられます。

~隅棟~
~壁際~

《軽量瓦(ROOGA)に葺き替えていきます。》
【施工中】
~下地張替え箇所~
まずは、傷んでいた下地から張替えます。




~ルーフィング張り~
~軒先3点留め~


~捨て谷入れ~
~壁南蛮入れ~
~熨斗水切り~
~焼き板貼り~
~袖捨て谷入れ~
【施工後】



~漆喰脱落部~
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~破風~
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~隅棟~
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屋根部分・漆喰壁等傷んでいるところを丁寧に補修させていただきました。お客様にも軽量瓦ROOGAにご満足していただけました。
軽量瓦にご関心を持たれた方は、お気軽にお尋ねください。
災害が起こる前に今一度ご自宅の状況を点検してみましょう!!
ひろやす瓦・ひろやすリフォームでは様々なお客様のご要望を承ります‼
お困りごとがありましたら、まずはお気軽にご相談ください。
