祖山妙覚寺 手水舎 建て替え屋根工事
このたび、祖山妙覚寺の手水舎の建て替え屋根工事をさせていただきました。 手水舎とは、神社やお寺の参道に置かれた手洗い場のことです。 手水舎は、俗界にいる人間が聖域に入る前に、手や口、肉体についた邪気を払い、お浄めをする儀式的な場でもありますね。 まず、事故がなく無事工事が終わりるようにと起工式を行いました。起工式が終わり、作業開始です。
既存屋根瓦の撤去・解体作業です。
ようやく下地が見えてきました。
今回は素材にも力が入っています。 木材は欅材。木材の加工は機械でする方法ではなく、理屈がわかっている職人しかできない手作業です。
職人さんがこんな感じで仕上げてくださっています。まさに職人技ですね!
石は万成石
瓦は淡路島本葺き瓦を使用しました。
いよいよ大工工事です。 職人技が効いた木材が組立てられていきます。
そして、我ら瓦葺き隊の出番です!
平部完成
鬼瓦取付
完成!!
それぞれの職人技が効き、立派な手水舎に生まれ変わりました!