施工事例:鳥取地震被害修繕
2016年10月に発生した鳥取中部地震で被害にあわれたお宅の屋根修繕を行いました。
今回は耐震・耐風施工で棟部修繕を行いました。

棟と呼ばれる屋根の一番上の部分が歪んでいるのがよくわかります。
棟瓦という部分は、地震や台風・突風などの災害時に、非常に被害を受けやすい部分です。
周りにもブルーシートをかけた家がまだたくさんありました。
①桟瓦をビスで留付け・棟部耐震金物取付(木材を支えている金具のことです)
②乾式テープ取付
③乾式面戸板金取付
④一段目熨斗積み
⑤2段目熨斗積み&耐震芯木取付
⑥完了(耐震・耐風施工)
今回施工しました耐震・耐風施工は乾式工法と呼ばれます。
通常はなんばんしっくいといったような土を使って棟部の施工をする湿式工法です。
土を使用せずに施工することで、屋根の軽量化・美観・耐震性につながる施工が乾式工法です。(ただし、施工には条件があります。)
今後、いつ起こるかわからない災害、南海地震に備えてメンテナンスをお勧めします。